大会ルール
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はじめに
試合進行中は、審判員がルール上すべての裁量を有し、審判員の判断が最優先される。
また、主審その他すべての審判員に対する不順な言動、乱暴な言動は退場。
以下に明記されていないルールについては、“バスケットボール競技規則”に準ずる。 -
大会形式
年間チャンピオンを目指す一般クラス(以下、一般)と、エンジョイクラス(以下、エンジョイ)の2クラスでそれぞれのチーム編成とする。
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試合形式
[ 一般 ]
4チーム毎のブロックに分かれ、ブロック内での予選リーグを実施。
各ブロック1位2位チームならびにワイルドカードの4チームを合計した16チームが決勝トーナメントに進出。[ エンジョイ ]
3チーム毎、4ブロックに分かれ、ブロック内での予選リーグを実施。
予選の順位は「勝ち点 > 得失点差 > 総得点」を基準として各リーグ1.2.3位を決定します。
各リーグ1位は1〜4位決定トーナメント、各リーグ2位は5〜8位決定トーナメント、各リーグ3位は9〜12位決定トーナメントへ進出。 -
登録
メンバー数は、1チーム4人以上とする。
登録以外のプレイヤー出場及び他チームの掛け持ち登録は認めない。
掛け持ちで出場が発覚した時点でそのプレイヤーは当日出場停止。 -
コート・名称
横 15m、縦 12mとする。
大会中は”スリー・ポイント・ライン”を”ツー・ポイント・ライン”と称する。 -
得点
ツー・ポイント・ラインの内側からのショットによるゴールは1点
ツー・ポイント・ラインの外側からのショットによるゴールは2点
女性、小・中学生のゴールは全て” 2倍 ”とする。 -
ボール
バスケットボール競技規則で定められた皮の7号ボールを使用する。
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試合の開始とウォーム・アップ
前半:対戦表の「左側」に記載されたチームの攻撃からスタートする。
後半:対戦表の「右側」に記載されたチームの攻撃からスタートする。
前の試合が終了してから次の試合開始1分前までウォーム・アップすることができる。 -
試合時間
[ 予選リーグ戦 ]
一般:前半3分30秒、後半3分30秒で終了とする。
エンジョイ:前半3分、後半3分で終了とする。[ 決勝トーナメント・順位決定戦 ]
一般:前半4分、後半4分で終了とする。
エンジョイ:前半3分30秒、後半3分30秒で終了とする。[ 予選・決勝共通 ]
前半終了後、30秒のハーフ・タイムを設ける。
ショット・クロックは下記の時間とします。
一般:12 秒
エンジョイ:14 秒
前後半終了30秒前を正式タイムとする。
正式タイムまではランニング・タイムとする。
ランニング・タイム中は、ゴール・イン後、交替などでタイマーは停止しない。
※審判員がタイマー停止を申告した場合は除く。 -
ノックアウト(コールド試合)
どちらかのチームの得点が21点になった時点でノックアウト(試合終了)とし、21点を取ったチームの勝利とする。
※エンジョイならびに、一般での延長戦の場合は適用しない。 -
延長戦
試合終了後、同点の場合以下の通りとする。
[ 一般:予選リーグ エンジョイ:リーグ戦 ]
延長戦はなく同点終了とする。
[ 一般:決勝トーナメント エンジョイ:順位決定戦 ]
時間無制限の延長戦を行い、どちらかのチームが3点先取するまで試合をおこなう。
3点先取した時点で「先行後攻を問わず」試合終了とする。
後半終了時点で再び“じゃんけん”をし、勝者が最初の攻撃チームとする。
※ノックアウト(コールド試合)は適用しない。 -
タイム・アウト
[ 一般:予選リーグ エンジョイ:リーグ戦 ]
タイム・アウトは取れない。
[ 一般:決勝トーナメント エンジョイ:順位決定戦 ]
タイム・アウトは前後半通して両チーム1回(30秒)取れる。
試合に出ているプレイヤーならびにチーム関係者が申告できる。
審判員に申告して、審判員が許可した時に取れる。
ショット・クロックは継続で試合を再開する。 -
攻撃権の切り替え
[ フィールドゴールが成功したあと ]
攻守交替となり、守っていたチームが試合を再開させる。
新たに攻撃側になったチームは、ツー・ポイント・ライン外側の頂点付近からチェックボールで再開とする。
※チェックボールを行い、攻撃側がボールを保持した時点でショット・クロックはスタートする。
※この際、新たに守備側になったチームはツー・ポイント・ラインを超えたり、ディフェンス行為をしてはいけない。
※この際、攻撃側・守備側の双方共に、明らかにボールを遅く渡すなどの遅延行為はテクニカル・ファウルの対象とする。
[ スティールやターン・オーヴァー、リバウンドでディフェンス側がボールを所持した場合 ]
ドリブルあるいはパスでボールを保持したプレイヤーがツー・ポイント・ラインの外に出た時に攻撃権の変更とする。
※ツー・ポイント・ラインの外に出る前に「ショットを行った時点」でヴァイオレイションとする。
※攻撃権の変更までに再度スティールやパスカットなどでボールを奪った場合は攻撃継続となり、ツー・ポイント・ラインの外に出なくてもよい。[ オフェンス側がファウルまたはヴァイオレイションをした時 ]
攻守交替となり、チェックボールで再開する。
[ 両チームが同時にボールを保持した時や、どちらのボールかわからなくなった時 ]
攻守交替となり、チェックボールで再開する。
◆ チェックボール
コート内のツー・ポイント・ライン外側の頂点付近で審判員が守備側にボールを渡し、ボールを受け取ったプレイヤーが攻撃側になるチームのプレイヤーにボールをトスして渡すこと。◆ ツー・ポイント・ラインの外にいるプレイヤーの規定
左右どちらの足もツー・ポイント・ラインの内側についていない状態とする。
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ファウル
チームファウルは前半・後半共に3つまでとし、4つ目から相手チームに1点加算し、攻撃権継続とする。
※ 決勝トーナメントの延長戦の場合、チームファウルは後半終了時を継続する。■ シュート中のファウルについてはシューターのチームに対して以下の通りとする。
《 ゴールインしなかった時 》
・ツー・ポイントラインの内側からのショットは1点加算し、攻撃権継続とする。
・ツー・ポイントラインの外側からのショットは2点加算し、攻撃権継続とする。《 ゴールインした時 》
・ツー・ポイントラインの内側からのショットは1点 + フリー・スロー1本分の1点を加算し、攻撃権継続とする。
・ツー・ポイントラインの外側からのショットは2点 + フリー・スロー1本分の1点を加算し、攻撃権継続とする。■ 女性、小・中学生に対してファウルをした場合
女性、小・中学生へのファウルに対してはチームファウル数・女性同士などを問わず、全て+1点を与える。
■ テクニカル・ファウル、アンスポーツマンライク・ファウルの時は以下の規定とする。
《 テクニカル・ファウル 》
フリー・スロー1本分の1点を加算、攻撃権継続とする。
《 アンスポーツマンライク・ファウル 》
シュート中のファウルと同様の対応とする。
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フロッピング(シミュレーション)について
接触していない時に故意に倒れるなど、審判員に対して虚偽のアピールをした場合は以下の規定とする。
・該当プレイヤーに厳重注意をする。
・それでもおこなった場合はテクニカル・ファウルとする。 -
プレイヤー交替について
以下のタイミングでプレイヤーの交替を可能とする。
・試合をトップからチェックボールで再開するとき[ 交替例 ]
・アウト・オブ・バウンズやショット・クロック・ヴァイオレイション後、試合が再開する間
・審判員が試合を止め、試合が再開する間審判員、オフィシャルにプレイヤー交替の申告は必要なし。
交替に時間を掛けている時や、4人以上プレイヤーがコートにいる場合などは、審判裁定によりテクニカル・ファウルの対象となる。
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予選リーグでの順位について
勝ち点は、勝利チーム勝ち点3、引き分け1、負け0とする。
順位は勝ち点の多い順とし、勝ち点が同じ場合、得失点差により順位を決定する。それでも同じ場合は総得点数により決定する。
これらすべてが同点の場合はフリー・スローを行い、サドンデス方式にて勝敗を決定する。 -
審判・オフィシャルについて
大会を通し、事務局が行う。
[ 審判制度 ]
大会を通し、2人制を導入します。
※ 大会によっては1人制の場合もあり。